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2008年05月16日(金) 03時00分

レオパレス21、申告漏れ30億円=関連会社に利益供与も−東京国税局時事通信

 アパート賃貸大手で東証1部上場の不動産会社レオパレス21(東京都中野区)が、東京国税局の税務調査を受け、2007年3月期までの5年間に、法人税約30億円の申告漏れを指摘されていたことが15日、分かった。
 このうち1億数千万円については、関連会社への利益供与として、仮装隠ぺいを伴う所得隠しと認定されたもようだ。消費税の課税漏れもあり、同社は計約20億円を修正申告した。
 関係者によると、レオパレスは自社が管理するアパートのメンテナンス業務を請け負う関連会社から、実際よりも少ないメンテナンス料しか受け取っていなかったという。 

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