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2008年05月16日(金) 19時37分

大麻種子の輸入業者を逮捕 大学ラグビー元部員らも購入朝日新聞

 神奈川県警は16日、大阪市の輸入販売会社「アンツインターナショナル」の社長ら3人を、大麻取締法違反(栽培)幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。大阪市内の店舗の他、インターネットや電話で注文を受け、購入客は42都道府県に広がっていたとみられる。同法違反で有罪判決を受けた関東学院大ラグビー部の元部員にも種子を販売していたという。

 逮捕されたのは同社社長、酒井力哉(33)=大阪市都島区都島南通2丁目=、同社役員、永井忠男(33)=同市東区成育5丁目=ら3容疑者。酒井容疑者は容疑を認め、他の2人は「栽培するとは知らなかった」と否認している。

 調べでは、3人は07年11月上旬、神奈川県座間市の会社員の男(26)=同法違反罪で起訴=に、栽培することを知りながら、大麻種子20粒を郵送し約4万7千円を受け取った疑い。大麻種子はオランダ国内で購入し、隠して国内に持ち込んでいたという。

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