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2008年05月13日(火) 23時54分

防犯カメラに自転車の男性 舞鶴市の女子高生殺害事件サンスポ

 京都府舞鶴市の高校1年小杉美穂さん(15)が殺害された事件で、遺体発見現場に向かう道路沿いに設置された防犯カメラに、美穂さんとみられる若い女性と自転車を押して歩く男性の姿が写っていたことが13日、舞鶴署捜査本部の調べで分かった。

 新たに1カ所の防犯カメラに美穂さんとみられる姿が写っていたことも判明し、6日深夜から殺害された7日未明にかけ、少なくとも4カ所で同様の姿が写っていたことになる。捜査本部は、足取りの解明に向けて映像の解析を急ぎ、男性の特定を進める。

 調べでは、新たに映像が確認されたのは、府道から発見現場につながる道との三差路付近にある運送会社の防犯カメラ。現場の手前約1・7キロで、すぐ近くの工場でも2人連れの姿が写っていた。いずれも7日未明に記録されていた。

 6日深夜には、自宅から約600メートル西の国道27号沿いのガソリンスタンドの防犯カメラに1人で歩く女性が写っていたほか、発見現場に向かって北上する府道に面した施設の防犯カメラにも、7日未明に男性と歩く若い女性の姿が写っていた。

 人通りがほとんどない時間帯で、写っていたのはいずれも美穂さんとみられる。


http://www.sanspo.com/sokuho/080513/sokuho089.html