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2008年05月13日(火) 23時54分

日航旅客機胴体の一部が落下か 千葉の畑に重さ数キロの板サンスポ

千葉県香取市の畑で見つかったグラスファイバー製の白い板=13日午後10時、成田空港

千葉県香取市の畑で見つかったグラスファイバー製の白い板=13日午後10時、成田空港

 13日午後2時半ごろ、千葉県香取市伊地山の畑に、日本航空子会社の旅客機胴体からはがれたとみられるグラスファイバー製の白い板(縦約1メートル、横約1・5メートル、厚さ約1・8センチ)が落ちているのを住民が見つけた。連絡を受けた国土交通省成田空港事務所が回収。けが人の報告はないという。

 国交省によると、この旅客機は12日午後8時20分に成田空港を離陸したシドニー行きJALウェイズ771便とみられる。板は重さ5−10キロぐらい。胴体下部にあるエアコン点検孔のふたの可能性が高いという。

 771便は現地時間の13日午前6時40分に到着。日航側は整備点検でふたがなくなっているのに気付き、13日午後になって国交省に連絡した。国交省は現地で照合作業を進めるとともに、関係者から事情を聴き、落下原因を調べる方針。

 現場の畑は、成田空港から東に約15キロ。


http://www.sanspo.com/sokuho/080513/sokuho088.html