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2008年05月13日(火) 14時15分

ミクシィ決算、2007年は広告収入が急成長、ナショナルクライアントの出稿も1割をキープMarkeZine

 2007年度通期の売上高は100億5,293万円、営業利益は37億4,932万円、経常利益は37億6,413万円、純利益は20億1,104万円となり、売上高は前年比1.9倍、営業利益と経常利益はともに1.7倍の高成長の1年となった。

 この業績を支えたのは、好調だったモバイル広告とブランディング(ターゲティング)バナーの販売による広告料収入の増加。2007年、ミクシィはPCとモバイル双方で広告メニューを拡充し、1ページあたりの広告価値を底上げしてきた。また、モバイル版のPV増加も大きく貢献しているようだ。

 クライアント数も、人材サービス、化粧品・通販コスメ、インターネットサービスを中心に拡大しており、季節変動があるもののクライアント数は継続的に増加しているという。また、広告掲載社数が通期で200〜250社を推移しているなか、ナショナルクライアントの数はその1割を常にキープしている。

 ミクシィは2008年度も広告収益が増加することを見込んで、売上高は130億円を予想。中長期的な成長の基盤を築くために投資を活発化するため、利益率は低下するとしているが、モバイル広告のさらなる拡大、有料コンテンツの展開などの施策によって収益最大化を図る。

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