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2008年05月13日(火) 19時53分

230点の絵画・彫刻 「巨匠ピカソ」展の概要発表朝日新聞

 天才の代名詞的存在として知られる一方、とらえ難いほど幅広い作風を見せたパブロ・ピカソ(1881〜1973)。10月4日から東京・六本木で開かれる二つの「巨匠ピカソ」展はパリの国立ピカソ美術館からの合わせて約230点の絵画・彫刻でその全体像に迫る。13日、概要が発表された。朝日新聞創刊130周年記念事業の一つ。

 「愛と創造の軌跡」という副題による国立新美術館の展示では、初期の青の時代からキュービスム、新古典主義、シュールレアリスムと変化していく過程を、代表作の「ドラ・マールの肖像」(1937年)など約170点でたどる。

 サントリー美術館では「魂のポートレート」の副題で開催。青の時代の「自画像」(1901年)から始まり、ピカソ自身を描いた作品や、彼を連想させる作品を中心とした約60点を展示する。

 両展とも12月14日まで。

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200805130364.html