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2008年05月11日(日) 11時22分

取調室で火が付きやけど 灯油かぶった男にたばこサンスポ

 11日午前0時15分ごろ、名古屋市熱田区の愛知県警熱田署の刑事課取調室で、路上で灯油をかぶり保護され事情聴取中の同区青池町、無職久保田一二三さん(45)が「たばこを吸わせろ」と言ったため、署員が吸わせようとして久保田さんに火が付いた。久保田さんは全身にやけどを負い、集中治療室(ICU)で治療を受けている。

 同署はライターで誰が火を付けたかなど、署員から事情を聴いている。近藤道晴副署長は「詳しい状況は捜査中だが、不適切だった。原因を明らかにして再発防止に努めたい」としている。

 同署の説明では、10日午後8時40分ごろ、同居中の女性から「久保田さんが暴れている」と110番があった。署員が駆け付けると、久保田さんが路上でポリタンクの灯油をかぶった。同10時半ごろ保護し、事情聴取していた。

 署員が着替えさせようとしたが応じず「たばこを吸わせてくれ」などと騒いだため、署員がライターを机の上に置いたという。署内は2カ所の喫煙所以外は禁煙。


http://www.sanspo.com/sokuho/080511/sokuho015.html