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2008年05月09日(金) 17時37分

島根・玉造温泉の老舗旅館2軒が破産スポーツ報知

 松江地裁は9日、島根県・玉造温泉の老舗旅館「保性館」と「山の井」から自己破産の申し立てを受け、手続きの開始を決定した。負債総額はそれぞれ約19億円と約22億円。

 ホテル運営会社の「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMI、神戸市)グループが両旅館を買い取り、事業を継続する。従業員も引き継ぐ。

 両旅館の代理人によると、保性館は創業300年以上の老舗で、客室57、収容人員は300人。山の井は38室、221人。両旅館は敷地が近接しており、HMIはセットで運営することで経営効率の向上を図る。

 両旅館は宿泊客数が落ち込み、資金繰りが悪化していた。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080509-OHT1T00203.htm