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2008年05月09日(金) 12時20分

中学生ら小学校の烏骨鶏殺害スポーツ報知

 山形県中山町の小学校で飼っていた烏骨鶏(うこっけい)3羽が殺され、山形署が9日までに、器物損壊の非行事実などで、中学生を中心とする少年グループから任意で事情を聴いていることが分かった。少年らは「鳥を殺した」と認めているという。

 同署によると、連休中の4日深夜、少年らが鳥小屋付近で騒いでいるのを不審に思った近所の住民が烏骨鶏4羽が居ないのに気付き、110番した。駆け付けた署員が学校の近くで3羽の死骸(しがい)を発見した。鳥小屋では5羽の烏骨鶏を飼っており、1羽は無事で残る1羽は行方不明。

 同校は学校開放の一環で夜間も校門が開いており、鳥小屋がある校庭には自由に出入りできた。

 同校の教諭は「生まれて間もないヒナも犠牲になった。子どもたちのアイドルで名前をつけようと楽しみにしていたのに」と話した。中山町教育委員会は児童の心のケアに気を付けるよう同校に指導したという。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080509-OHT1T00139.htm