来春開幕を予定している野球の「関西独立リーグ」で、リーグ運営会社の最高顧問を務めるプロ野球オリックスの元監督石毛宏典氏らが9日、大阪府の橋下徹知事に協力を要請。知事は「関西を選んでくれてありがたい。できる限りのことはする」と快諾した。
独立リーグは四国・九州と北信越に次いで3番目で、大阪、和歌山の各1チームと兵庫2チームが参加する見込み。石毛氏が「球場の確保が課題だ」と説明すると、橋下知事は「(球場をめぐり)お役所的な対応があったら直接言ってほしい」と応じた。
もっとも府が支援できるのは手続きなどに限られそう。石毛氏から「財政が厳しいのは分かっている。『お金を出して』とは言いません」と向けられると、知事は苦笑いしていた。
2人は最後にサインボールを交換、がっちり握手を交わした。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080509-OHT1T00136.htm