米インターネット検索大手グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者（ＣＥＯ）は８日、ソフトウエア最大手の米マイクロソフト（ＭＳ）が米インターネット検索大手ヤフーの買収から撤退したことについて「言うまでもなくハッピーだ」と歓迎した。同日の株主総会前に報道陣に対して話した。米メディアが伝えた。
シュミットＣＥＯは２月初めのＭＳの買収提案発表直後に、ヤフーのジェリー・ヤンＣＥＯに電話をかけ、買収回避に向けて協力を申し出たとされる。
ＭＳ買収への対抗策として４月に２週間限定で検索広告をヤフーに提供し、試験的に実施した業務提携が成功したことも明らかにした。ただ今後、本格的な提携に踏み込むかどうかについては言及を避けた。（共同）
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080509-OHT1T00078.htm