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2008年05月08日(木) 18時31分

茨城労働局の元職員を逮捕=雇用保険1130万円を着服時事通信

 雇用保険の給付システムを不正に操作し、失業給付金など約1130万円を着服したとして、茨城県警捜査2課などは8日、同県労働局元職員で、住所不定、無職、蔀宣明容疑者(45)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。容疑について「間違いない」と認めているという。
 調べによると、2006年12月から昨年12月にかけて、勤めていた土浦、常陸鹿嶋の各公共職業安定所で、架空の名前を使って失業給付金などの支給を管理するシステム端末を不正に操作し、自身が管理する複数の銀行口座に72回にわたって、計約1130万円を入金した疑い。当時、蔀容疑者はいずれの職場でも雇用保険給付調査官で、主に失業給付金の不正受給などを監視する立場にあった。 

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