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2008年05月08日(木) 20時08分

羽賀研二被告に懲役8年求刑 詐欺事件で検察側朝日新聞

 未公開株の購入話を持ちかけて知人から約3億7千万円をだまし取り、さらにその債権を放棄するよう迫ったとして、詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(46)と、恐喝未遂罪の共犯に問われた元プロボクシング世界王者、渡辺二郎被告(53)の公判が8日、大阪地裁であった。検察側は論告で「知人からの信頼を逆手にとった利欲目的の犯行で、反省の態度も見られない」などと述べ、羽賀被告に懲役8年、渡辺被告に同4年を求刑した。判決は7月15日。

 羽賀被告の弁護側は最終弁論で、東京の医療コンサルタント会社(倒産)の未公開株購入を持ちかけたとされることについて「知人から購入を頼まれただけで、資金をだまし取る意図はなかった」と無罪を主張。渡辺被告側も「知人との話し合いの場に同席したが、脅していない」と主張した。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0508/OSK200805080076.html