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2008年05月07日(水) 05時00分

検察、弁護双方が補充意見書=ロス疑惑の三浦元社長の出廷要否で−ロス地裁時事通信

 【ロサンゼルス6日時事】ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパン島で逮捕、拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(60)=日本で無罪確定=が申し立てた逮捕状無効確認請求で、検察、弁護側双方が5日、審理の争点となっている三浦元社長の出廷の要否について、補充意見書をロサンゼルス郡地裁に提出した。
 先月23日(日本時間24日)の口頭弁論で、弁護側は三浦元社長の無罪が確定した2003年当時のカリフォルニア州刑法は、外国で判決確定後に同じ事件で再び訴追することを禁止しており、元社長には刑事免責が適用されると主張。補充書面で改めて出廷義務がないことを強調した。 

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