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2008年05月07日(水) 00時00分

本願寺展入場者が3万人を突破 広島朝日新聞

 広島市中区の広島県立美術館で4月18日から開催中の「本願寺展」(朝日新聞社など主催)の入場者が7日、3万人を突破した。3万人目となった広島市佐伯区の荒神市太郎さん(86)に、織田信長が石山合戦の和平の際に本願寺に贈ったとされる「一文字茶碗(ちゃわん)」の複製などの記念品が贈られた。

記念品を贈られる荒神市太郎さん(左)=広島市中区の広島県立美術館

 荒神さんは「ただただ驚いた」。知り合いの僧侶から「本願寺でも見られない至宝が並ぶ」と聞き、長男夫婦とともに訪れた。江戸時代に作られ本願寺の御影堂に安置されていた長さ約4.6メートルの巨大な掛け軸「九字名号」を見上げて「こんなに大きな名号は見たことがない」と感心していた。展示は25日まで。

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200805070014.html