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2008年05月07日(水) 20時02分

<文学フリマ>“文学版コミケ”人気殺到で年2回開催 “春版”が11日、アキバで毎日新聞

 “文学のコミケを”として02年に立ち上げられた同人誌即売会「文学フリマ」の参加申し込みが殺到、今年から春秋の2回開催となり、11日に春版が東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎で開かれる。

 「文学フリマ」は、小説家の大塚英志さんが02年、文学誌「群像」で開催を呼び掛けて実現。同年から毎年11月に開かれてきた。純文学から、エンターテインメント性の高いライトノベルなどの幅広い同人誌が出展。06年には直木賞作家の桜庭一樹さんが参加して注目を集め、前回の第5回(07年11月)は過去最高の約160組が参加し、落選者も増加、来場者も1300人と増加したため、年2回開催となった。【立山夏行】

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