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2008年05月07日(水) 14時06分

天然ガスの二酸化炭素除去プラント建設へ=米エクソンモービル〔BW〕時事通信

*【ビジネスワイヤ】石油大手の米エクソンモービル(NYSE:XOM)は、天然ガスから二酸化炭素を除去する最新の処理技術の開発と試験を行う商用デモンストレーション・プラントを、米ワイオミング州に建設すると発表した。総工費1億ドル以上の同プラントでは、天然ガスから二酸化炭素を低コストで捕そく・貯蔵、温室効果ガス放出を大幅に低減するエクソンモービルの「CFZ」(凍結域制御)技術が応用される。CFZ法は、二酸化炭素を凍結して天然ガスから分離した後、融解してサワーガス中の硫化水素を含むその他成分を除去するもの。除去された二酸化炭素は、高圧液体の形で、貯蔵のために地層中か原油回収率向上のための貯蔵タンクに注入される。UFZ法は、二酸化炭素の分離・輸送・注入のコストが安い上に、天然ガス処理において溶媒、硫黄プラント、二酸化炭素放出を省略することができる。<BIZW>
 【編注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。 

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