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2008年05月06日(火) 03時03分

愛知・高1殺害、犯行は午後7時前後か…ジャージー持ち去る?読売新聞

 愛知県豊田市の女子高生殺害事件で、殺害された愛知教育大付属高校1年、清水愛美(まなみ)さん(15)は、下校途中だった2日午後7時前後から同7時20分ごろまでの間に襲われた可能性の高いことが5日、県警特捜本部の調べで分かった。

 また、清水さんが部活などで着用していたジャージーが、同県岡崎市内で見つかった清水さんのスポーツバッグや、高校の部室などから見つかっていないことも判明。犯人が持ち去った疑いもあり、特捜本部が確認を急いでいる。

 特捜本部によると、清水さんは2日午後6時45分ごろ、部活終了後に学校の正門を1人で出たことが確認されている。同校から遺体発見現場までは約3キロで、自転車では15分前後。事件当日は遊びに行くなどの予定はなかったため、寄り道をせずに自宅へ向かい、現場付近には午後7時前後にさしかかったとみている。

 また清水さんは普段、午後7時20分ごろまでには帰宅していたため、事件当日、心配した家族が同時刻以降、携帯電話に電話したが、つながらなかった。

 一方、犯行に使われた黒いビニールテープは市販品だったこともわかり、流通経路の特定などを進めている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080505-OYT1T00677.htm