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2008年05月06日(火) 05時43分

犯人は現場付近に土地勘か 捜査本部、女子高生殺害で中国新聞

 愛知県豊田市で愛知教育大付属高一年清水愛美しみず・まなみさん(15)が殺害された事件で、県警豊田署捜査本部は五日、犯人は現場付近に土地勘がある可能性が高いとみていることを明らかにした。

 捜査本部によると、遺体が発見された田んぼは夜になるとほとんど人通りがなく、清水さんのバッグが見つかった約十五キロ離れた川付近も、地元住民以外はあまり通らない場所という。

 清水さんの交友関係に目立ったトラブルはなく、捜査本部は通り魔的な犯行の可能性が高いとの見方を強めている。

 また清水さんの首などに巻かれていた粘着テープはホームセンターなどで売られている市販品と判明、購入先の割り出しを進めている。

 これまでの調べでは、清水さんは下校した二日午後六時四十五分から、携帯電話へ連絡が取れなくなった同七時半までの約四十五分間に襲われた可能性が高い。また清水さんがマネジャーを務めるサッカー部の練習で当日着ていたジャージーが見つかっておらず、捜査本部は犯人が持ち去った可能性もあるとみて調べている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805060313.html