2008年05月06日(火) 23時00分

硫化水素自殺、相次ぐ＝3件で4人死亡−兵庫（時事通信）

　兵庫県内の3カ所で6日、硫化水素の発生で計4人が死亡した。県警は現場の状況からいずれも自殺とみている。1カ所で周辺住民が避難した。
　午前7時5分ごろ、西宮市山口町船坂の路上で、駐車中の軽自動車内に神戸市兵庫区の男性（35）と妻（41）が死んでいるのが見つかった。同8時10分ごろには、西宮市越水社家郷山の路上に止めてあった乗用車内で、神戸市東灘区の自営業男性（34）が死亡していた。いずれも硫化水素の発生を示す張り紙があった。
　また午後1時50分ごろ、加古川市平荘町一本松の民家の浴室で、この家に住む無職男性（41）が死亡しているのが見つかった。周囲の住民約60人が2時間程度避難したが、体の不調を訴えた人はなかった。　

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