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2008年05月06日(火) 13時30分

死刑の瞬間を放送=53年前の録音−文化放送時事通信

 AMラジオの文化放送(東京)は6日の報道特別番組「死刑執行」で、53年前に執行された死刑の瞬間が録音されたテープを放送した。
 テープは大阪拘置所長だった故玉井策郎氏が、死刑囚の処遇改善などのため1955年に録音。約55分間の番組では、死刑囚の氏名は伏せられ、執行2日前に面会した姉との会話や絞首刑執行時の音などが約10分間放送された。
 死刑囚は姉に「泣かないで、笑って別れましょう」と語り、執行直前には刑務官と談笑。読経が響く中、刑場の床板が外れる音が放送された。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000035-jij-soci