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2008年05月05日(月) 03時05分

京都駅の発火物事件、JR西日本に数千万円要求の電話読売新聞

 JR京都駅(京都市下京区)のコインロッカー内から時限発火装置のようなものが見つかった事件で、発見当日の3日、JR西日本に対し、今回の件に関連して数千万円の支払いを要求する電話がかかっていたことが京都、兵庫両府県警の調べでわかった。

 3年前の福知山線脱線事故について同社に立腹しているという趣旨の話も寄せられていたという。両府県警は恐喝事件の可能性もあるとみて、電話内容を分析している。

 捜査関係者によると、3日正午過ぎ、同社お客様センター(神戸市)に「5日に京阪神の主要駅で時限発火装置を作動させると友人が話していた」と男から電話があった。さらに、その後も数回、同社側に男の声で金を要求する電話などがかかってきたという。受け渡し方法などの具体的内容はなく、電話の男が最初の男と同一人物かどうかも不明という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000004-yom-soci