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2008年05月04日(日) 19時05分

小池百合子「地球を救うのはオタク」VARIETY

 NPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が主催する「My メイドバッグプロジェクト」キャンペーンのセレモニーが4日(日)、東京・秋葉原のヨドバシAkiba前で行われた。

エスカレーターで移動中の小池百合子氏など、その他の写真はこちら

 本プロジェクトは地球温暖化防止対策の一環として、秋葉原で買い物をするときにマイバッグを持参し、不要なレジ袋を断ることを広く伝えるために行われる。開催期間中に協賛のアニメイト秋葉原店とヨドバシAkibaを利用した際にレジ袋の利用を断ると、レシートに判が押され、メイド喫茶など17店舗で趣向を凝らしたお礼を受け取ることができるというもの。

 同イベントには、エコにシフトした休日を楽しむことを呼びかける「グリーンウィークキャンペーン」の賛同人・代表である、自民党衆議院議員の小池百合子氏も出席。2008年から京都議定書の第1約束期間が始まったものの、世界への約束として取り組まねばならない今後5年間での温暖化ガス6%(90年比)削減の達成が非常に困難とされている現状を、「CO2をなるべく出さない休日を過ごしましょう」と休日気分を盛り上げながらも訴えた。

 セレモニー後、ヨドバシAkiba店内を練り歩いた小池氏は、「議員会館に飾ろうかしら」と緑色の衣装のメイドフィギュアを購入。持参したバッグにフィギュアをしまった小池氏は、天ぷら油のリサイクル燃料で走るエコバスで、メイド喫茶へ移動。車内で「レジ袋は年間300万枚使われていて、これはタンカー2隻分に相当します。日本に油田がないと言うけれど、このバスのように頭の使い方次第で大油田になる可能性を秘めているのです」と穏やかに語った。

 メイド喫茶「JAMアキハバラ」では早速レシートを提示し、オムライスを注文。オタク文化について発言を求められると、「ネガティブなイメージを越えて大きな流れになったのではないか。そこからエコの動きを発信してもらえたら」とコメント。そのうえで、「地球を救うのはオタクの方々かもしれない」と本プロジェクトと絡めてアピールした。

 この日はエコバスで、秋葉原を皮切りに、代官山でひまわりの種植えを体験したり、赤坂サカスで開催中の「TBSエコの日」ステージで行われたエコバッグファッションショー」にゲスト出演するなど、都内各地のエコイベントを巡った。

 「My メイドバッグプロジェクト」は、5月11日(日)まで実施中。


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