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2008年05月04日(日) 00時00分

「早く犯人捕まえて」読売新聞

女子高生殺害事件で、住民が凶悪事件に憤り
現場付近を捜索する警察官

 豊田市生駒町の水田で3日朝、同市駒場町の高校生清水愛美(まなみ)さん(15)が首を絞められ、遺体で発見された強盗殺人事件。静かな田園地帯で起きた凶悪な犯行に、地元では早期の犯人逮捕を望む声があがった。

 事件現場となった水田付近には立ち入り禁止のテープがはられ、朝早くから多くの警察官が現場検証や鑑識活動を行う物々しい雰囲気。現場近くにあるマンションに住む女性(32)は「ひどい事件ですね。うちも女の子がいるので本当に怖い」と声を震わせた。

 現場付近は街灯もなく、夜になると真っ暗になる。「若い女性が不審な男に声をかけられた」「深夜、大きな音を出すバイクが走る」と話す住民もおり、地元でも夜は通行を避ける人が多いという。

 一方、清水さんの中学時代に同じ卓球部員だった私立高校1年の女子生徒(15)は「見た目はおとなしいけれど、勉強も部活も頑張り屋さんだったのに…」と言葉少な。清水さんの自宅の2軒隣に住む無職の男性(67)は「犬の散歩をする姿をよく見ました。会うと、きちんとあいさつしてくれるお嬢さんでした。突然のことで残念。早く犯人を捕まえてほしい」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080503-OYT8T00673.htm