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2008年05月04日(日) 01時33分

京都駅ロッカーに不審物 JRに「発火装置」と電話東京新聞

 3日午後6時40分ごろ、京都市下京区のJR京都駅のコインロッカーから、ガソリンのにおいがする液体入りペットボトル1本とリード線のようなコード、目覚まし時計が入った不審な手提げかばんが見つかり、京都府警が爆発物処理班を出動させて回収した。

 同日午後0時5分ごろ、JR西日本神戸支社に男の声で「京阪神の主な駅で時限発火装置を作動させる。今月1日にロッカーに入れた」との電話があり、京都府警などが長期間使用しているロッカーを中心に調べていた。

 かばんは茶色のビニール製。液体は赤っぽい色で、府警は成分を鑑定し、威力業務妨害事件として捜査している。

 府警は回収に当たり、3日午後9時55分ごろまで、ロッカーの周囲約50メートルを立ち入り規制した。

 兵庫県警も同日、JR新神戸駅などで不審物を調べたが、見つからなかった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050301000731.html