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2008年05月02日(金) 00時30分

「死ねばいいと思った」 硫化水素で母殺害未遂の男東京新聞

 福島県桑折町の民家で、硫化水素を発生させ、母親(82)を殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された三男の農業松野信也容疑者(49)が、桑折署の調べに「(母親が)死ねばいいと思った」と供述していることが1日、分かった。同署は家族内で何らかのトラブルがあったとみて、詳しく追及している。

 調べによると、松野容疑者は数日前に薬剤を購入。4月30日午後4時50分ごろ、自宅にあった薬剤と混ぜ合わせ、硫化水素を発生させようとしたところを、父親(80)が見つけ110番した。松野容疑者は逃走したが、約1時間半後に近くの山林に潜んでいるところを署員に発見された。

 近所の住民の話などによると、母親は足が悪く、ここ数年は常に介護が必要な状態。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050290003049.html