記事登録
2008年05月02日(金) 11時03分

パワハラの神戸市幹部処分 暴言連発「飛び降りろ」東京新聞

 神戸市の部長級幹部(50)が部下の職員5人に「生きとってもしゃあない」「窓から飛び降りろ」などの暴言を繰り返し、パワーハラスメント(パワハラ)だとして、市から訓戒処分を受けていたことが2日分かった。

 市によると、幹部は環境局にいた2006年10月から07年8月までの間、40−50歳代の課長級職員3人と係長級職員2人を「役に立たん」などと連日叱責。退職願を書かされり、休職したりした職員もいた。このうち3人はうつ病と診断された。

 職員の訴えを受けた市が調査し、診断書や同僚の証言から「パワハラととらえられかねない行為」と認定。今年3月、幹部を訓戒、上司だった当時の環境局長を口頭訓戒にした。

 処分を受けた幹部は「仕事が停滞することがあり腹が立った。やりすぎがあり、申し訳ない」と話しているという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050201000255.html