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2008年05月02日(金) 12時02分

浅間山:登山道を点検 6日に山開き、本格的シーズンに /長野毎日新聞

 浅間山の登山道点検と遭難救助訓練が30日、小諸市の黒斑(くろふ)コース、火山館コースで行われた。浅間山は現在、噴火警戒レベル1(平常)で前掛山頂まで登山が可能。6日に山開きし、本格的な登山シーズンに入る。
 登山道点検には浅間連峰地区山岳遭難防止対策協議会の小諸、御代田支部、小諸署、東信森林管理署などの関係者約30人が参加。昨年より多い積雪状況を確認しながら、危険防止ロープや雪で傾斜した案内標識などをチェックした。湯の平では小諸消防署員の指導で硫化水素ガス中毒の救助や遭難者の搬送技術を学んだ。
 ◇遭対協救助隊に2人の女性隊員
 また、今シーズンから同遭対協救助隊に、県内初という女性隊員、清水まゆみさん(43)と亀井幸代さん(24)の2人が加入。NPO法人・浅間山麓国際自然学校の常勤スタッフで、清水さんは「浅間地区は女性登山者が特に多い。男性では気づかない、女性ならではのきめ細かい対応をしたい」と抱負を語った。【藤澤正和】

5月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000041-mailo-l20