熊本市京町２丁目のマンション住民から２９日午後１０時半ごろ、「タケノコとモクレンの混ざったようなにおいがする」と通報があった。熊本北署や同市消防局の救急車など６台が出動。消防隊員が住民に「窓を閉め、部屋の奥で待機を」と呼びかけ、約３時間かけてマンション全室を調査したが、ガス漏れなどは見つからず、住民の避難や体調不良の訴えもなかった。
硫化水素を使う自殺が全国で相次ぎ、においに過剰反応したとみられる。駆けつけた同署員も「におわないかと聞かれれば、何かにおう」状況。マンションではタケノコを炊く世帯もあり、クリの木や若葉の香りなどのにおいが混ざって感じられたようだ。 アサヒ・コムトップへ
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