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2008年04月30日(水) 13時01分

有害認定は第三者機関で=ネット情報規制−増田総務相時事通信

 増田寛也総務相は30日の閣議後記者会見で、インターネットで広まったとされる硫化水素を使った自殺が相次いでいる問題に関連し、ネット上の情報が有害かどうかの線引きは国ではなく、第三者機関のようなものが行うべきだとの考えを強調した。
 自民党の青少年特別委員会で有害情報の認定に国が関与すべきだとの議論が出ていることについては「そういう考え方もあるかもしれないが、(その場合には)法の運用が非常に難しい。表現の自由を侵す過剰な規制につながる危険性もある」との慎重な姿勢を示した。 

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