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2008年04月29日(火) 00時00分

岡山駅突き落とし事件 少年が動機語る朝日新聞

 JR岡山駅(岡山市)で3月、同県職員の假谷(かりや)国明さん(38)が線路へ突き落とされて死亡した事件で、殺人などの非行事実で大阪家裁に送致された大阪府大東市の少年(18)が接見した付添人弁護士に対し、「進路について、父親から『好きなようにしたらいい』と言われて見放されたように感じ、死にたい気持ちになって家を出た」と語り、動機の一部を打ち明けた。同家裁の小島正夫裁判官は28日までに、少年の観護措置延長(29日から2週間)と少年審判の開始を決定した。

 また少年は、岡山で事件を起こした理由について「父親から遠くに離れたくなり、縁のない土地へ向かった」とも説明しているという。

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200804280135.html