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2008年04月29日(火) 18時02分

暫定税率:ガソリン便乗値上げ、監視など確認 県が対策会議 /和歌山毎日新聞

 揮発油(ガソリン)税などの暫定税率失効を受けた県の第4回対策会議が28日あった。30日に見込まれている暫定税率延長を定めた法案再可決前後のガソリン、軽油の価格動向を調査し、県民に冷静な対応を呼びかけ、便乗値上げを監視することなどを確認した。30日と5月1日に計約80店舗に価格の聞き取り調査を実施。ガソリン買いだめの法律違反や危険性について広報に努める。
 また、暫定税率延長の法案が再可決されても、臨時交付金に関する法案が成立しておらず、特に阪和自動車道和歌山北インターチェンジ(和歌山市)の完成の遅れが懸念されるという。
 県高速道路推進室によると、事業費約30億円の内訳は県8億円、市11億円、西日本高速道路11億円。同社が一括して工事する協定を今月中に結ぶ予定だったが、財源の保障がなく締結できなくなっているといい、同室は「待ってもらえるよう、市とともに交渉したい」としている。【最上聡】

4月29日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000307-mailo-l30