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2008年04月29日(火) 13時01分

ガソリン:買いだめご用心 県など燃焼実験 /新潟毎日新聞

 揮発油(ガソリン)税の暫定税率が来月初めに復活する見通しとなったことを受け、県と新潟市消防局は28日、ガソリンを買いだめして自宅などで保管することの危険性を訴える燃焼実験を県消防学校(新潟市西区曽和)で行った。
 実験は、(1)容器に入ったガソリンが気化し、電気器具などの静電気火花に引火(2)ろうそくの炎のそばでポリタンクからガソリンを移し替える際、気化したガソリンが引火——などの想定で実施した。
 市消防局によると、ガソリンの引火点はマイナス38度で、灯油(40度以上)と違い常温で引火しやすい。揮発しやすく、空気より重いため、床などに広がって火災に至る可能性が高いという。貯蔵方法は消防法で規制されており、同市消防局は市内約550のガソリンスタンドに対し、注意を呼びかける文書を渡した。【川畑さおり】

4月29日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000069-mailo-l15