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2008年04月28日(月) 07時00分

風俗店火災、3人死亡=3、4階100平方メートル焼く−札幌時事通信

 28日午前0時すぎ、札幌市中央区南6条西、ソープランド「江戸城」の3階備品庫から煙が出ているのを従業員が見つけた。4階建てビルの3、4階部分約100平方メートルを焼いて約50分後に鎮火。男性客1人と女性従業員2人が病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
 札幌中央署の調べによると、死亡したのは東京都の会社員(36)と札幌市内の24歳と20歳の女性2人。死因は一酸化炭素中毒とみられる。
 ビルは4階まで同店が占め、3人は4階に倒れていた。当時、3階に6人、2階に1人、1階に店長がいた。備品庫には冷蔵庫と飲み物、歯ブラシやタオルが置いてあったという。
 ブレーカーが落ちてエレベーターは使えなかった。同署は出火原因のほか、避難経路や消火態勢が確保されていたかも調べる。 

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