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2008年04月28日(月) 23時49分

<閲覧制限>携帯・PHS4社が適用延期 毎日新聞

 NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの携帯・PHS4社は28日、18歳未満の未成年者が携帯電話で有害サイトを閲覧できないようにする「フィルタリング(閲覧制限)サービス」について、既存契約者に原則として適用する時期を、当初想定していた今夏から延期すると発表した。

 現行のフィルタリングサービスには、(1)携帯電話会社が選んだ公式サイトだけ閲覧できるようにする(ホワイトリスト方式)(2)未成年者に有害と思われるサイトを閲覧できなくする(ブラックリスト方式)−−の2方式ある。先週末、総務省は過剰な規制を避けるため、第三者機関が健全と認定したサイトは閲覧可能にするなどの改善策を各社に要請した。そのため、4社は適用方法の変更や、利用者への周知に時間がかかると判断した。未成年者が新規契約する場合、4社は1月からフィルタリングサービスを原則として適用している。【前川雅俊】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000151-mai-soci