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2008年04月28日(月) 23時41分

<過徴収>通学定期券で鉄道6社 3016件、385万円毎日新聞

 小田急、京成、京浜急行、西武、東京メトロ、東武の鉄道6社は、JR東日本との連絡通学定期券を販売する際にミスがあり、一部で料金を取りすぎていたと発表した。窓口の不注意から、自社の学生区分を設定の異なるJR区間にも適用していた。6社の過徴収額は、調査をした昨年4月以降の6カ月〜1年間で計3016件、約385万円に上り、該当者には連絡をして返金する。

 通学定期は、6社が「小児(小学生)」と「大人(中、高、大学生)」の2区分、JR東は小、中、高、大の4区分で販売している。6社では大人に区分される中高校生について、JR区間の入力時に大学生と誤るケースが最も多い。1人当たりの最高額は小田急の2万2540円だった。

 各社の販売記録の保管期間は最長で1年間。それ以前については、過去の定期券がない限り返金には応じられないとしている。【窪田弘由記】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000150-mai-soci