「親としては不満、控訴を」＝歌織被告判決に遺族が手記−夫殺害切断（時事通信）

2008年04月28日(月) 18時31分

　外資系会社社員三橋祐輔さん＝当時（30）＝殺害事件で、妻歌織被告（33）に懲役15年の判決が言い渡されたことを受け、三橋さんの遺族が28日、代理人を通じ、「親としては不満。検察官には控訴してほしい」などとした手記を公表した。
　手記は、判決が同被告の完全責任能力を認めたことを評価。一方、同被告が三橋さんから配偶者暴力（DV）を受けていたとした点には、「祐輔は自分の言葉で反論できず、事実を語ることができない。本当に悔しさを感じる」とした。　

【関連写真】〔写真ニュース〕歌織被告に懲役15年=東京地裁
【関連記事】歌織被告に懲役15年=完全責任能力認める-夫殺害切断・東京地裁
【関連記事】本村さん「判決に救われた」=月刊誌に手記-光市母子殺害
【関連記事】上告審途中で就任=法廷外から懲戒請求も-弁護団・光市母子殺害
【関連記事】「9年間非常に長かった」と本村さん=葛藤抱え、求め続けた極刑-光市母子殺害