記事登録
2008年04月27日(日) 12時49分

長野リレーは「赤色の海」 チベット独立派勢いなしサーチナ・中国情報局

 26日付中国新聞社電は、中国紙・環球時報を引用し、同日長野市で行なわれた北京五輪の聖火リレーについて、約1万人の中国人らが中国国旗を持って集まり、同市は赤一色の海になったなどと報じた。

 現場にいた中国人の谷羊さんによると、チベット独立支持派は100−200人で、「雪山獅子旗」を手にしていた。在日中国人の1人が旗をもぎ取ろうとしたが、別の中国人に制止された。谷さんは「あんな旗はまったく役にたたない。われわれの勢いが完全に彼らを圧倒していたからだ」と話している。

 現場周辺には、右翼活動家も多かったが、明らかに一般の日本市民とは異なる様子。同社電は「普通の長野市民らは聖火を歓迎していた」と伝えた。

 (写真は、北京五輪支持のデモをするカナダ在住の中国人ら=26日バンクーバー)(編集担当:井上雄介)

■関連ニュース
長野の聖火リレー 女子留学生も熱烈歓迎 (2008/04/27)
北京五輪:長野聖火リレー、最終走者は野口みずき選手 (2008/04/27)

■関連特集
2008年北京オリンピック特集
波乱の北京五輪聖火リレー - 中国情報局ニュース特集

■関連トピックス <  社会>スポーツ・イベント>スポーツ・五輪  >

■関連動画  中国50箇所の映像を見る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080427-00000008-scn-cn