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2008年04月25日(金) 20時29分

チベット人団体代表「オリンピックには反対ではない」オーマイニュース

 北京オリンピック聖火リレーを翌日に控えた25日、長野県庁でSFT日本(Students for a Free TIBET Japan)などが記者会見を行った。

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 SFT日本のツェリン・ドルジェ代表は、

「私たちは北京オリンピックに反対する立場ではありません。聖火リレーを妨害もしません。ただ、中国政府に、オリンピック憲章の世界平和や人間の尊厳の理念にたちかえり、人権侵害を直ちにやめてほしいと声をかけたいのです」

とSFT日本の立場を示した。

 26日は聖火リレーのスタート地点を辞退した善光寺で、リレーの点火式と同時刻の午前8時15分に、チベットでの衝突で命を落とした人々のための追悼法要が行われる。法要は当初午前7時から行われる予定だったが、この時間変更により、聖火リレーは法要の行われている時間帯に出発となる見込み。

(記者:吉川 忠行)

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