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2008年04月25日(金) 12時01分

「市場の不信招いた」=堀江被告が上申書、謝罪も−7月判決、ライブドア控訴審時事通信

 ライブドア事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)罪に問われ、一審で懲役2年6月の実刑判決を受けた元社長堀江貴文被告(35)の控訴審公判が25日、東京高裁(長岡哲次裁判長)で開かれ、弁護側が「株式市場の不信を招いた。悔やんでも悔やみきれない」などとした同被告の上申書を読み上げた。
 検察・弁護側双方が弁論を行い、この日で結審。長岡裁判長は7月25日に判決期日を指定した。
 上申書で堀江被告は「拘置所の中で、今まで生き急いできたと感じた」と振り返った。投資家には「わたしの言葉を信じて買ってくれた人がいたのなら、自分の力不足で申し訳なく思っている」と謝罪した。 

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