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2008年04月25日(金) 21時15分

国境なき記者団、「聖火リレー抗議は平和的に行う」と会見読売新聞

 長野で26日に行われる北京五輪の聖火リレーで抗議活動を予定している国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)のロベール・メナール事務局長(55)は25日来日、東京都内の日本外国特派員協会で開いた記者会見で、長野での抗議活動について、「平和的に行う」と強調した。

 メンバーらは手錠で表現した五輪マークを描いた黒い旗を沿道で掲げるほか、同様の図柄のTシャツを着て漢字で「自由」と書かれたバッジを付け、チベット暴動を鎮圧した中国政府に抗議の意思を示すという。

 事務局長は「各国元首らに五輪開会式への参加を見合わせるよう呼びかけたい」と主張。中国政府がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側との対話再開の意向を示したことについては、「本格的な対話が実現するのであれば、いつでも(抗議)活動を停止する用意がある」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000063-yom-soci