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2008年04月25日(金) 18時00分

フィブリン糊使用、590施設に=新たに34カ所判明−厚労省時事通信

 薬害C型肝炎問題で、厚生労働省は25日、血液製剤フィブリノゲンに他の薬品と混ぜてのり状にした「フィブリン糊(のり)」を使用していた可能性がある医療機関がさらに34カ所増え、590カ所になったと発表した。
 34カ所は20都府県にあり、いずれも同省が既に公表したフィブリノゲン納入先の医療機関約7000カ所に含まれている。
 これらの医療機関に対する調査で、投与が確認されたのは737カ所で9951人に上ったことも分かった。
 医療機関名は、同省ホームページで公表されている。 

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