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2008年04月24日(木) 19時32分

「硫化水素まく」妨害予告メール=聖火リレーで警戒本部設置へ−長野市時事通信

 長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーで、「硫化水素をまく」など、リレーの妨害を予告するメールが市実行委や市の関係部局に届いていたことが24日、分かった。市が定例記者会見で明らかにした。これまでに届いた妨害予告メールは10通ほど。危機管理防災課の職員は「信用度は不明」としながらも、「あらゆる危機を想定して対処する」と述べた。市は、市民の生命・身体などを脅かす恐れがあるとして、リレー当日に危機警戒本部を庁舎内に設置することを発表。県警や消防局と共に情報収集を行い、多数の負傷者が出た場合や不審物を発見した際に市民を避難所に誘導する。 

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