記事登録
2008年04月24日(木) 02時01分

市営住宅で異臭、女性死亡=硫化水素自殺か−住民21人救急搬送・高知時事通信

 23日午後7時50分ごろ、高知県香南市香我美町徳王子の5階建ての市営住宅「ハピネスかがみ」から、「卵が腐ったようなにおいがする」と110番があった。
 県警機動隊員らが3階の部屋に入ったところ、浴室で中学生とみられる若い女性が倒れており、死亡を確認した。
 同市消防本部などによると、女性は14歳。浴室にトイレ用洗剤と入浴剤とみられる空の容器があり、硫化水素による自殺の可能性があるという。住民ら約90人が頭痛などの症状を訴え、21人が救急車で搬送され、他は自力で病院に向かった。少なくとも1人が重症だという。
 20人が搬送された同市の野市中央病院によると、27歳から38歳までの女性3人がけいれんなどの中毒症状を起こしており、重症で入院した。 

【関連記事】 消防テーマの漫画やビデオ募集=60周年記念事業で-総務省消防庁
【関連記事】 重症拒否10回以上が年1000件超=救急搬送実態調査-総務省消防庁
【関連記事】 医師が交代勤務制なら加点=救命センターの評価法見直し-厚労省
【関連記事】 15医療機関、受け入れ断る=救急車内で心肺停止、男性死亡-佐賀
【関連記事】 15病院受け入れ断る=救急搬送、61歳女性死亡-東京

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000004-jij-soci