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2008年04月24日(木) 18時24分

クリック募金、携帯サイトリンクがきっかけ約4割——MMD研究所調べRBB TODAY

 アップデイトが社内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は24日に、「募金に関する実態調査」の結果を公表した。

どのようにしてクリック募金を知りましたか?/今後クリック募金をしようと思いますか?

 stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、ファイブゲートが運営する「タダ電コム」ほか、計13社・モバイル14サイトの協力で4月11日〜4月14日の4日間に実施したもので、有効回答は2,314人(男性:30.2%、女性:69.8%)。

 今回の調査では、街頭やコンビニ店頭で行われている現金による募金と、PCや携帯電話で行われているクリック募金の両方が対象となっている。なお「クリック募金」とは、サイト上のボタンをユーザーがクリックすると、スポンサー企業が代わりに寄付を行う仕組みを一般的にはいう。

まず募金自体の経験について「ある」は、男性が91.0%、女性が93.6%という結果となった。理由については男性が「なんとなく」51.1%、次いで「小銭があったから」、「人命支援になると思ったから」38.5%という結果となった。また女性は「人命支援になると思ったから」が48.3%、次いで「なんとなく」が46.8%、「小銭があったから」が34.9%という結果となった。

 場所や金額について調査したところ、全体では「街頭」が40.0%、次いで「スーパー・コンビニエンスストア等の店頭」29.0%、「学校」が13.7%という結果となった。募金額は「100円〜499円」が43.4%、次いで「1〜99円」が38.4%、「500円〜1,000円」が13.2%という結果となった。男女別に見ても順位に差はなかった。

 パソコン、携帯サイトにおける「クリック募金」を知っているかを調査したところ、「知っている」が62.7%で、男女別に見ても共に約6割という結果となった。そのきっけかについて、全体では「携帯サイトのリンクから」が44.5%。次いで「PCサイトのリンクから」が39.1%、「クリック募金を行っている企業のHPで」28.1%という結果となった。今後のクリック募金の意向を調査したところ男性では「クリック募金をする」が56.9%、女性では64.1%という結果となった。

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