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2008年04月24日(木) 12時43分

東京ディズニーリゾート、全国ツアー始まるオーマイニュース

 2008年4月15日に25周年を迎えた東京ディズニーリゾートでは、これまでの感謝の気持ちを込めて「東京ディズニーリゾート25thアニバーサリー・ドリームツアー“夢よ、ひらけ。”」の全国ツアーをスタートさせました。

 ミッキーマウスたちの最初の訪問地に選ばれたのは、宮崎市です。

 4月22日、初夏を思わせるような好天候のなか、全国ツアーに先駆け、ミッキーマウスたちを乗せた特別仕様車「東京ディズニーリゾート・ドリームクルーザーII」が、宮崎県庁を表敬訪問しました。

 たまたま訪れた観光客、通行人、県庁近くの保育園児約100人など、県庁本館前の広場には早くから多くの見物客が詰めかけていました。

 ドリームクルーザーIIから降りたミッキーマウス、ミニーマウス、グーフィー、ドナルド、プルートは、訪れた人たちに笑顔を振りまきながら、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの小川りささんとともに、知事室へ向かいました。

 知事室では、東国原英夫宮崎県知事から花束の贈呈があり、小川さんと歓談しました。東国原知事のそばにはミッキーとミニーもいて、愛嬌(あいきょう)を振りまいていました。知事室での記念撮影の後、再度、県庁本館の玄関前へ。

 本館前広場に、ミッキーマウスたちとともに現れた東国原知事たちに大きな拍手と、「ミッキー!」の声が。さすがに「知事〜!」の声はありませんでした。

 ドリームクルーザーIIに乗り込むまでの短い時間でしたが、訪れた人たちと握手を交わしながら、県庁を後にしました。

■行く先々で夢や希望を与えてほしい

 4月23日、全国ツアー初日。

 あいにくのくもり空で午後からは雨が降るとのこと。少し寝坊をして午前8時半過ぎに、会場となっている「こどものくに」へ向けて車を走らせました。しかし、「こどものくに」にほど遠い宮崎県総合運動公園付近で、すでに渋滞。青島バイパスに乗り、青島側から向かいました。

 最初のステージは午前10時からで、開演まで時間があるにも関わらず、「こどものくに」の特設会場は多くの見物客でにぎわっていました。係員にしたがいつつ、ドリームクルーザーIIの前で記念写真を撮ったり、子供が退屈しないように、ミッキーマウスの歌を歌うお父さんがいたり、すでに会場は盛り上がっていました。

 午前10時、ステージ「スマイル&ファン」が予定通り始まりました。

 私は多くの報道陣が集まっているブースから離れたところで、様子を見ていましたが、子供だけではなく、大人も夢中になっていたようです。

 私も、久しぶりにミッキーマウスのステージを見て、ちょっとだけワクワクしました。

 いろいろな世代に親しまれているキャラクターは、そう多くはありません。このようにして子供だけではなく大人にも夢や希望を与え続けている仕事に、実は宮崎県出身の方が携わっていらっしゃいます。

 株式会社ミリアルリゾートホテルズ代表取締役副社長であり、株式会社オリエンタルランド取締役執行役員の高野由美子さんです。高野さんは宮崎市の宮崎大宮高校を卒業され、1980年4月に入社。株式会社オリエンタルランド創業時より東京ディズニーランドの運営などに携わってこられました。

 宮崎出身の方が、東京ディズニーランドで夢や希望を与える仕事をされていることに、少しうれしくなりましたが、この全国ツアーを通して、行く先々でいろいろな世代の人に夢や希望を与えてほしいと思います。

 最初のステージが終了したころから、ちょっと雲行きが怪しくなり、雨が降ってきました。

 私は午前中で「こどものくに」を後にしましたが、午後からは雨の日バージョンのステージに切り替えて行われたようです。

 この「東京ディズニーリゾート25thアニバーサリー・ドリームツアー“夢よ、ひらけ。”」の全国ツアーは、8月12日まで、全国29都市で行われます。ミッキーたちが地元のお祭りにも参加するそうです。お近くの方は、ぜひお出掛けください。

(記者:大谷 憲史)

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