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2008年04月24日(木) 11時09分

<「紀元会」暴行死>女性会社員に実刑判決 長野地裁毎日新聞

 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」信者による集団暴行で奥野元子さん(当時63歳)が死亡した事件で、傷害致死の罪に問われた長野市若穂綿内の会社員、蟹沢あけみ被告(39)に対し、長野地裁(土屋靖之裁判長)は24日午前、懲役3年4月(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡した。

 土屋裁判長は判決理由について、「教団幹部に取り入りたいという自分の幸せのために積極的に犯行に加担した」と述べた。弁護側は「暴行は終始消極的だった」などと執行猶予を求めていた。紀元会の一連の裁判で、実刑判決は初めて。【大平明日香】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000033-mai-soci