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2008年04月24日(木) 19時32分

新潮社側、2審も敗訴=創価学会副理事長の名誉棄損−福岡高裁時事通信

 「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、創価学会の山本武副理事長が発行元の新潮社などに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁(山口幸雄裁判長)は24日、「真実と信じる相当の理由もない」として名誉棄損を認め、同社側に230万円の支払いと謝罪広告の掲載などを命じた1審判決を支持し、控訴を棄却した。
 判決によると、同誌は2006年5月18日号で、山本副理事長が大分県の墓地公園開発をめぐり、業者からわいろを受け取ったなどの印象を与える記事を掲載した。 

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