都道府県ごとの高速道路整備率で最下位を争う鳥取、宮崎両県の知事がタッグを組み、高速道の整備を国に訴えることを決めた。２８日に東京で共同会見を開く。全国最低の整備率だった鳥取県は３月末、整備率が３６％から４３％に上昇し、４０％の宮崎県を抜いたばかり。
道路特定財源が一般財源化される見通しが強い中、遅れた高速道路網を整備するため、両県の実態を広くアピールし、同じように高速道路整備が遅れた他県へも連携を呼びかけていく方針。宮崎県の東国原英夫知事の知名度を生かせるメリットがある鳥取県の平井伸治知事は「ビリ争いをしている両県で声を上げていきたい」と話している。