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2008年04月23日(水) 12時00分

遠隔操作式ペイントボール砲塔、お値段20万円WIRED VISION

先日、米ケタリング大学の学生Will Fosterくんが工学を駆使して作り上げた傑作をご紹介した(日本語版記事)。第2次世界大戦で使われたドイツ戦車のレプリカで、ディーゼルエンジンで動き、ペイントボールを発射するというものだ。

しかし、ワイアードのガジェット専門ブログ『Gadget Lab』としては、ペイントボールを発射できるだけでなく、多少の防御性を備えた武器がほしい、と考えている(そして2000ドルを無駄遣いできる余裕がある)読者のみなさんに、加Evolution Model Technology社の遠隔操作式ペイントボール用砲塔『EMT Wireless Paintball Sentry Turret』をお勧めしたい。

基本価格の1959ドルには、回転式砲塔1基(三脚付き)、映像送信機とワイヤレスリモコン付きCCDカラーカメラ、および充電式電池と二酸化炭素タンクの料金が含まれている。

高解像度カメラが必要なら、300ドル出せば基本パッケージに追加できる。そのほか、430ドルで大画面のバーチャルゴーグルを追加することもできる。ホッパー[ペイントボールの給弾器]を、400個入るものから1000個入るものにアップグレードするのは190ドルだ。

もちろん主なターゲットは、ペイントボールを使ったサバイバルゲームの愛好家だ。しかし、家の庭に警備会社の看板を出しておくだけでは不十分な場合にも役立ちそうだ(予告もなく家を訪ねてくるような愚か者に向けて、400個のペイントボールを浴びせることができる)。

この兵器は、拠点としたあらゆる場所を要塞化する。さらに遠隔操作もできるため、自宅の快適な居間にいながらにして、敵でも隣人でもリスでも、あらゆる標的に向かってペイントボールを発射できるのだ。

Evolution Model Technology社の製品紹介ページと、『Technabob』の記事を参考にした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000000-wvn-sci